ニセ科学批判の団体は存在する

JapanSkeptics
http://www.skeptics.jp/

Wikipediaに堂々と載っていた。
はてなブックマークにこのURLの記事がほとんどクリップされていないところをみると、
ここ最近は目立った活動をしていないようだが…
http://b.hatena.ne.jp/entrylist?sort=eid&url=http%3A%2F%2Fwww.skeptics.jp%2F
あるいは、はてなニセ科学批判者のセンセイ方の関心を呼ばないのか。中教審への提言は中々意義あるものだが、話題提供がうまくいってないみたいだな。これを叩き台にした議論が見当らない。

「UFO」や「超常現象」なんてちょっと古臭いイメージはあるが、「水からの伝言」や「ゲーム脳」だって一時の流行でしかないかもしれない。もちろん、そうでない場合が恐いのだが。ニセ科学にも賞味期限はあるということだ。現象だけにとらわれるのもよくないな。

ちょっと妖しいかとも思ったが、紀藤正樹弁護士が加わっているから、信用する。id:Beyond氏とかは詳しくないのかな?
さて、ここに調査の実施をお願いしてみるとしよう。準備して。あせらず。ヒマをみて。
…ただ、役員の平均年齢が高くて、あまり負担をかけてよいものかどうか分からない。

【追記】2009/03/04
id:mihrdat ニセ科学批判, 学問もどき 参考になるかはわかりませんが(つうよりならないと思います──私にも何が何やら)、http://skeptics.geo.jp/diary/200902011639.html , http://skeptics.geo.jp/zakki/200902080354.html などをお読みくださるとまた一段と"熱く"なられるかと。

つか…げんなりするぜ…。これだからイヤなんだよな組織とか団体って。平均年齢がいくら高くなってもこういうの止まないのね。
なんかもう、すっかり接触したくない気分だよ。ほかに選択肢がなければまた検討してみるけど。
やっぱあれだな。自分でやらなきゃだめか…いや、分かってはいるんだけどね。グダグダ言うばっかりでやらないのが悪いクセだ。

ニセ科学批判の中身を見れば見るほど「やってる本人たちが楽しければそれでいいんじゃ…」的な世界で、なんかもう近づきたくない気持ちになってくるんだけど…。
ダメダメ。めげるな俺。

↓さらにはてなブックマークのコメントがまた香ばしい
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://skeptics.geo.jp/zakki/200902011639.html
オェ…「老舗」とか「ブーメラン」とか、この茶飲み話的な空気。たまんねぇなぁオイ。
汗の臭いが染みついたサークルの部室をほうふつとさせる内輪なオタクの世界。多分、彼等が全員いなくなれば社会はずっとよくな…いやいや。そんな非科学的な妄想はいかんね。同じオタクとして不快感にもとづく差別には反対せねば。

熱くなろう…熱く…もう逃げたい…キモすぎる…。でもダメ。開かれたニセ科学批判で社会を変えるんだから、がんばれ俺。(棒読み禁止)。歴史修正主義批判と同じような社会的逼塞を座視する訳にはいかなんだから(感情を込めて)。

ただ…id:mihrdat様。次に情報提供をして下さる場合は、もっとさわやか路線を希望してもよろしいでしょうか。いや、もちろん貴重な情報であれば喜んでいただきますが…。

【追記】2009/03/04

id:ublftbo ニセ科学 一応言っておきますと、採り上げておられる組織は、必ずしも「ニセ科学」という概念を設定している訳ではないので注意です(対象がもっと広い)。それを踏まえてご紹介。ASIOSなんかどうですか?⇒http://www.asios.org/
id:machida77 団体としてその種の活動を知りたいなら、海外のSkeptics Societyを見たほうが参考になります。ただし、あそこまでやっても欧米のニセ科学は無くなってないし、社会運動として「勝って」いるわけではない。

読めば読むほどユーウツになってくるんですが…ありがとうございます…。

でも大丈夫。きっとニセ科学批判だっていつか殻を破って、強い抑止効果を持った運動になるよ。ニセ科学教育委員会医療機関に浸透して信者を拡大するよりも、さらに迅速に活動家を増やせるよ。

なぁそうだよな?そうだっていえよ!!くそー。想像してたよりひどいな。ま、ニセ科学は儲かるけど、ニセ科学批判は儲からないからな。相手の「専従」に対して「兼業」だからな。

…ボクが間違ってました。やっぱり団体とか組織とかは百害あって一利なしですね。定量的調査も、共通の活動目標も要りません。皆さんの「ブログを更新する」という地道な努力によってニセ科学の被害はだんだん少なくなるでしょう(目を逸らしながら)

って言って終わりにしていい?よくないよな。日本にCSICOPやSkeptic Societyがないのにニセ科学団体だけはどっさりある現状から目をつぶったら、俺も消極的協力者じゃねーの。
EFFがないのにネット規制法は認めちゃったときと同じだ…(それでもMiAUがあるけど)


【追記】2009/03/04
ASIOSについて

http://www.asios.org/asios.html
我々は調査団体ですが、その調査の対象は、いわゆるオカルト、超常現象、疑似科学と呼ばれているもの一般です。また、ここでいう「調査」とは、「それが本当に超常現象であるのか注意深くチェックする」ということを意味しています。

という訳でニセ科学の浸透度や、批判活動の認知度を調べてくれるという趣ではない…。が検討対象には入れよう。

懐疑的な活動というものは、本格的にやろうと思えば思うほど、どんどん面倒なものになっていきます。そのため気を抜いていると、新しく会は設立できたが活動が面倒ですぐに停滞してしまった、などということになりかねません。

ですから、会をスタートさせたからそれで一安心ではなく、本当に大変なのはこれからなのだということを自覚し、気を抜かずに継続して活動を行っていきます。

ですよねー。これがまた。