国内の農畜産業にはさらなる向かい風か…

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touhou_huhai この状況で舶来品の消費を増やして喜んでられるのは生活に余裕がある一握りだけだ。米国製品を買うのが、かの地の復興の一助になるとか、涙ぐましい忠誠心の持ち主も少数派さ。

舶来品て言葉の意味を取り違えてるな…恥ずかしい。

とはいったものの…「国産の農畜産品を消費するのは”保護主義”!がんばって中国や米国の産物を食べましょう」という奇特な方ばかりでなく、流通だのなんだのも米国産の農畜産物そのほかドル安の影響を受ける品物を仕入れてるわけで…。

海外の農畜産物が安くなれば、また国内の一次産業は苦しくなるなぁ…。肥飼燃料の価格も安くなるとはいえ…
あーオイル漬け農法、輸入肥飼料だのみの農業。糞便や廃棄物はゴミとして処理。頭痛い…。こんな仕組みじゃ、国産品の消費なんて…形を変えた外国産品の消費に過ぎないわけだ。

あれ?そうすると、「日本産の野菜や肉を食べるのは”保護主義”じゃありません。ちゃんと米国様や中国様から肥飼料買ってますから。むしろお大事の両宗主様に尽くしてます!かんべんして下さい!」って言えるんじゃね?

ちっとも嬉しくねー。まぁつまり、国内農畜産品といったって、けっきょくは外国の産物だのみなんだから、そんなに目くじら立てることないよ。むしろ人糞や食品廃棄物のリサイクル、省エネルギー技術、国産代替エネルギー、等等の生意気なものが大きく普及しはじめたときこそ、「あれこそ保護主義」として叩けばいいじゃないですか。

…さてはてそれはともかく、為替が動けば、外国産品を直接購入する場合は如実に値下がりするけど、日本の製品は原材料価格が下がっても、なんのかんのと理由をつけて値下げしないだろうから、やっぱ外国産品を買った方が得にはなるか…。

あー虚しい。