ああ…

まったくバカな真似をした。とは考えないでおこう。
あれだけの言葉がすべて無意味だったとすれば、それこそ相手に対して無礼というものだ。

自分が興味を持つものには、すぐ相手も興味を持つはずだ。というのが、拙かった。
例え、相手がそのことを話題にしていても、どの程度理解し、親近感を持っているのかは分からない。
慎重に、言葉を選んでいかなくては。
そういう気構えがネット上で薄れてしまうのは、私が年ばかりとって…子供っぽいからだな。

もっと考え抜いて、相手に自分の考えを守らせるのではなく、新しい場所へ。
それには私がまず相手がなぜそう考えるのかを理解しなくては。

これは二次創作だけじゃなくて、準児童ポルノにせよ、有害情報にせよ。そうだな。

「自由を守るためには自由に節度を求めるのが当り前」という考え方を、私だっていっときは支持したし、いまだってそれで仕方ないと思ってるじゃないか。

でも「自由に節度を」の部分が、結局は束縛と抑圧以外のなにものでもなくなり、自主規制によってすべてを閉塞させてしまう。
だから、人の心を変えなければ「無制限の自由などはありはしない」と首を振る人に。それでも与えられる限りの自由を求め、自分でその自由を切り売りする真似はするなと言う。内心で自由の限界を決め、それを守るために他人の自由を制限するなんて、よせと言う。そういう主張が少しでも心に響くように、もっと相手が何を恐れ、何を大切に思っているのか知らなくては。

死ぬ前に一人でも「改宗者」を作れれば御の字さ。でも、相手をごちごちの自主規制派に押しやってしまったら目も当てられない。
そして庭は作りつづけよう。守り広めようとしているのが、荒れ果てた廃園になってしまうのは本末転倒だ。