言論弾圧

A.「**人はみな社会に害悪をもたらすよう策動する劣等民族だから、公的発言の場を与えず、排斥せねば」という意見。
B.「そのような差別思想によって個人の言論を押さえこもうとする言論は規制させねばならない」という意見。
C.「民族観を理由にして言論を規制を求める者は弾圧に与する者だ。黙らせろ」という意見。

いずれも、実際の効力を持てば、言論弾圧である。
その後ろ盾に明文法があろうと、暗黙の掟があろうと、同じだ。

他人に自制を促すことさえ、言論弾圧の萌芽となる。
目的のどのような正統性があろうと、あるいは言論に対して言論を武器にした同調圧力をかけたとしても、言論弾圧である。

暴力の本質が、いかなる状況においても暴力あるように。

当り前のことで、高校生くらいになれば、誰でも理解すると思っていたが。