転がり始めた石は止まらない。

自然言語解析の難しいところは、それぞれの言語によって独自に処理しなければならない部分が多く、よその国でできたものをそのまま持ってきたりしづらい点だ。しかし、日本にもかなり蓄積がある。犯罪予告という崇高な目的(と予算)を与えられると、俄然はりきる技術屋もいるだろう…。まぁ数億円で…おもちゃみたいなソフトを作るだけなら害はない。

しかし予告.inがある。あれはまずい…。素晴らしいサンプルでノイズを取る実験をやってみたいという連中が、出てこないことを祈る。さらにそれに対して、予告.outみたいによけいなアラを突いて、やる気を燃え上がらせたりすると、最悪の軍拡競争になる。

連中には「いかす猫のなでかた」とか、もっとそういう毒にも薬にもならない分野でがんばってほしかったなぁ…。

ま…すぐに飽きがきて放りだすでしょう…だといいけど。